内部統制報告制度(J-SOX)におけるIT監査②コース-IT業務処理統制

このコースについて

内部統制報告制度(J-SOX)では、ITへの対応が規定に組み込まれ、適用開始から10年以上経過し、実務として定着しています。一方で、クラウド化やDXなど、企業をめぐるIT環境は激変しており、J-SOXの対応も、その変化に適合して実施していかなければなりません。本コースは、J-SOXのIT実務をはじめて担当する方から、理論的背景と最近の動向までをしっかり理解したいベテランの方までを対象に、IT統制を2回に分けて説明するコースの2回目でIT業務処理統制の理解そして統制の識別・評価・不備への対応と、現在の課題について学習します。

以下の本コースの冒頭部分のサンプル動画が無料でご視聴いただけます

 

¥19,000 (税込)

説明

コース名:内部統制報告制度(J-SOX)におけるIT監査②―IT業務処理統制

受講期間:3か月(91日)

標準学習時間: 6時間

(うち、ビデオ聴取時間5時間、理解度クイズ確認、参考資料学習時間を含む)

コース終了条件:各種クイズの正解率 70%以上

(修了証書のCPE時間は、上記標準時間となります)

1.コース概要

内部統制報告制度(J-SOX)では、ITへの対応が規定に組み込まれ、適用開始から10年以上経過し、実務として定着しています。一方で、クラウド化やDXなど、企業をめぐるIT環境は激変しており、J-SOXの対応も、その変化に適合して実施していかなければなりません。本コースは、J-SOXのIT実務をはじめて担当する方から、理論的背景と最近の動向までをしっかり理解したいベテランの方までを対象に、IT統制を2回に分けて説明するコースの2回目でIT業務処理統制の理解そして統制の識別・評価・不備への対応と、現在の課題について学習します。

2.コースの目的

・J-SOXの概要を理解する

・IT業務処理統制を理解し、識別の実務を学ぶ

・IT業務処理統制の評価の実務を学ぶ

・IT業務処理統制の不備への対応、現在の課題を学ぶ

3.受講対象者

・内部監査担当者

・情報システム部門のJ-SOX担当者

・その他企業内外でJ-SOXに係る方

4.受講の前提知識

特にございません。

5.講師

嶋守 浩之

公認会計士・公認情報システム監査人・システム監査技術者・プロジェクトマネジメントプロフェッショナル、アケルアドバイザリー合同会社代表

1991年から30年間にわたり、大手監査法人及びコンサルティング会社で、IT監査及びITコンサルティングに従事。IT内部統制監査の経験が豊富であり、US-SOX及びJ-SOXは、大手外資系及び大手日系企業での準備・内部統制構築支援から始め、最近まで経営者評価及び監査を支援、2021年10月より現職。

6.注意事項

受講者の業務内容に深く関わるご質問には回答しかねる場合があります。

7.カリキュラム

1. J-SOX概要(注)

2. IT業務処理統制の概要・種類

3. 業務処理統制の識別と選定

4. データフローとIT業務処理統制の理解

5. 業務処理統制(特にIT業務処理統制)の評価

6. 業務処理統制(特にIT業務処理統制)の不備の評価

7. IT業務処理統制の不備事例と根本課題

8. 内部統制の課題

(注)講義・理解度テストともに第1部の第2章J-SOX概要と同内容です。