ここでいうハードニングとはセキュアな設定をしっかりしようということです。
RDPの場合であれば通信を暗号化する設定であったり、セッションタイムアウトの設定だったりがあります。
ハードニングには高度な知識が要求されます。RDPを深く深く理解するためだけに多大な時間をかけるわけにはいかず、他のいろいろなことに時間をさく必要があるでしょう。
そんな時のため CIS Benchmark というものがあります。無料です。
https://www.cisecurity.org/cis-benchmarks/
OSやSWの推奨設定が網羅されたものになっており、それを設定することによる影響なども書かれているのでとても勉強になります。
まずは CIS Microsoft Windows 10 Benchmarks を読んでみることをお勧めします。読んでみると言っても1,200 page 超えかつ全部英語なので、RDPで検索し、拾い読みしてみるだけでも良いと思います。
CIS Benchmarkはレベル1, 2とレベル分けされています。レベル1が必須、レベル2は推奨です。レベル2を適用するとセキュリティはより向上するが、システムに影響が出る可能性も高いというものです。どのような影響が出るかも書かれています。